淀縄医院
副院長淀縄 聡

副院長 淀縄聡

病院・クリニック・医院

地域の小さな病院にも、役に立てることは多い

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はじめに

淀縄医院は、外科・内科・脳神経外科・消化器内科・肛門外科・乳腺外科・呼吸器内科を持つ茨城県土浦市の医院です。
小規模でありながら、最新の電子内視鏡やマルチスライスCTスキャンなどの高度な設備を整えています。それは、創設者でもある名誉院長の「多くの患者様が適切な医療を受けられるための窓口になりたい」という思いから。その信念で院長と副院長、名誉院長の3人体制で日々の医療にあたっています。
今回は副院長の淀縄聡先生から、街の医療現場で今求められていることや、医院の将来像を伺いました。

インタビュー

内科から外科への転向で、 治療の幅が広がった

淀縄医院 副院長 淀縄聡

多くの診療科を兼任できる理由を教えて下さい。

私はもともと外科志望でしたが、医学部生時代の恩師にアレルギー治療の世界的な権威である内科医がいたこともあり、内科領域に興味が生まれました。そのなかで選んだのが呼吸器専門の内科で、主に喘息と肺がんの治療に携わることになりました。

当時、肺がんの内科的な治療は、延命治療という考え方が中心でした。そのような医療現場で経験を積み重ねるうちに、手術も含めた治療方法を持つ外科医に魅力を感じたのです。そして医師になって5年目に外科を一から学ぶことを決意して転院。淀縄医院に来る昨年まで茨城西南医療センター病院で15年程、肺がんの診断・治療だけでなく、消化器がん・乳がん・甲状腺がんの診断・治療、一般外科や救命救急医療まであらゆる診療を経験してきました。

内科医と外科医の両方を経験したからこそ、いろいろな疾患に対応できるようになったのだと思います。

「責任を持ってやりきる」という信念

淀縄医院 副院長 淀縄聡

今の治療方針にもつながっている新人時代の思い出はありますか?

私が新人だったころは研修医システムがなく、私たちは一年目から様々な手法を現場で経験しました。それは非常に良い経験になりましたが、とても怖い思いもしましたね。

医師になって初めての当直をしたとき、患者様の息が止まってしまいました。看護師さんに「救急処置をして下さい!」と言われましたが、医師になったばかりの私は戸惑うばかり。でも医師は私しかいない。そこで、ベテランの看護師と協力しながら応急処置をし、なんとか一命をとりとめました。また新人時代には、がんの末期患者様への、心臓マッサージなどの延命治療も数多く経験しました。

今では緩和医療の適応であり、勧められることではありませんが、当時は自分の努力で1日でも何とか長生きをしてもらいたいという信念がありました。このような毎日を通して、「自分ができることを最後まで責任を持ってやりきる」という信念を学びましたね。その気持ちは今も残っていて、後輩や若い先生にも伝えていくようにしています。

「プライマリ・ケア」が、 自分の大きな役割

淀縄医院 副院長 淀縄聡

「自分ができること」は、今は何だと考えていますか?

自分の医師としての大きな役割は「プライマリ・ケア」だと考えています。「プライマリ・ケア」というのは、身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療のことで、様々な症状の患者様に、どのような治療が必要なのか判断する役割を担います。

街の医師が高いレベルでそこを担い、地域の基幹病院と協力していくことで、より多くの患者様に適切な医療を提供できるようになります。内科、外科それぞれを経験したことが、治療の判断に役立っていますね。

本当は最後まで自分で治療したいという思いもありますが、大きな外科治療は専門の医師に任せ、自分はその治療に持っていくまでの橋渡しとしての役割と、大きな治療後のフォローを担うような治療に力を注いでいます。

たくさんの診療科を持って、 多くの診療にあたる

マルチスライスCTスキャン

淀縄医院の強みを教えて下さい。

当院は、外科・内科・脳神経外科・消化器内科・肛門外科・乳腺外科・呼吸器内科と、診療科目の多いことが特徴です。院長、名誉院長、そして副院長である私の3人ともに、ひとつの専門だけでなく、得意分野がたくさんあるので、専門的な治療以外は内科・外科問わず、様々な症状を当院で治療することができます。

また、いつ来院して頂いても、その日のうちに治療や検査ができる医療体制を整えています。当院には、最新の電子内視鏡に加え、マルチスライスCTスキャンなどの高度な設備も整えており、院長と私のどちらかが常に検査を担当できるようにしています。

他の病院では予約が必要な検査も、当院では当日に受けられます。入院設備もあるので、急に具合が悪くなった患者様や入院が必要な患者様にはベッドも提供しています。

がん治療への貢献と、 地域の方に安心を提供したい

淀縄医院 副院長 淀縄聡

今後の展望を教えて下さい。

ひとつは、当院の使命として、やはり「プライマリ・ケア」の役割をしっかりと果たしていくこと。最初に症状を訴えてきた患者様が適切な治療を受けられるように正確に診療し、専門医療機関へ橋渡しすることが重要だと考えています。特にがん治療に関しては、最初の診断だけでなく、術前・術後の化学療法やホルモン療法などによる再発防止に力を入れていきます。

もうひとつは、地域の方に「安心」を提供したいと考えています。例えば、頭痛がする、咳が出る、胃腸の調子が良くないなど、人は大なり小なり様々な悩みを抱えています。このような誰しもに起きやすい症状や、これまで医療機関に訪れる患者様が多くなかった生活習慣病など内科的な疾患にも積極的に対応していきたいと思っています。

地域の小さな病院にも、 役に立てることは多い

淀縄医院 副院長 淀縄聡

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

テレビなど様々なメディアで大きな病院の高度医療が紹介されていたり、医療の進歩について報道されていたりします。ただ、地域医療の現場で実際に感じることは、患者様の多くは、大きな病気よりも、日常的で一般的な病気を抱えている場合がほとんどだということです。地域の小さな病院は大きな病院のように目立ちはしないものの、小さな悩みごとも含めて広く患者様を救える立場にあると考えています。

また、がんなどの早期発見を担うのも、淀縄医院のような地域の病院の役割です。淀縄医院の医師は高度医療が必要な疾患の知識も持ち合わせていますから、そのような疾患の場合は高度医療を提供する病院を紹介しています。健康診断なども含めて定期的な診察を受けることで医師としても体の変化に気付きやすくなりますから、主治医のような存在の医師や医院をつくることをおすすめ致します。

インタビュー:2014年8月

経歴

昭和38年

群馬県生まれ(3歳から茨城県土浦市で育つ)

昭和63年

群馬大学医学部医学科卒業

群馬大学第一内科勤務

平成4年

筑波大学外科レジデント

平成10年

茨城西南医療センター外科勤務

平成25年

淀縄医院副院長

医療法人社団 関城会 淀縄医院

淀縄医院

地域のみなさんの健康と安心のためやさしい医療を提供します。

淀縄医院
〒300-0038
茨城県土浦市大町11-34

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